新規褐色脂肪化因子による褐色脂肪化メカニズムの解明と応用基盤の確立

• 研究課題/領域番号: 15K07446
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 食品科学
• 研究機関: 帝塚山学院大学
• 研究代表者: 楠堂 達也 帝塚山学院大学, 人間科学部, 准教授 (00460535)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: CREG1 / 褐色脂肪 / 褐色脂肪化 / 抗肥満

研究成果の概要

肥満はメタボリックシンドロームの基盤となっており、その予防・治療法の開発が急務となっている。褐色脂肪細胞はエネルギーを燃焼する特殊な機能を持つ細胞であり、抗肥満対策法として期待されている。本研究では、我々が発見した新規褐色脂肪化因子CREG1について、その褐色脂肪化メカニズムの解明と生理作用の検討を行い、CREG1が甲状腺ホルモン系に作用する事、褐色脂肪化だけでなく抗肥満作用、耐糖能改善作用を有することを明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] 脂肪組織特異的CREG1トランスジェニックマウスを利用した褐色脂肪化促進と生活習慣病改善の検討 (2016)
  • 著者名/発表者名: 橋本理尋、楠堂達也、竹内環、遠藤優貴、山下均
  • 雑誌名: BIOMEDICALGERONTOLOGY 巻: 40 ページ: 35-33
• [学会発表] 生体内におけるCREG1の褐色脂肪化促進作用の検討 (2017)
  • 著者名/発表者名: 橋本理尋
  • 学会等名: 2017年度生命科学系学会合同年次大会
• [学会発表] 白色脂肪組織の褐色脂肪化におけるCREG１の役割 (2017)
  • 著者名/発表者名: 楠堂達也
  • 学会等名: 温熱生理研究会2017
• [学会発表] Study of pathophysiological role of CREG1 protein using aP2-CREG1 transgenic mice (2017)
  • 著者名/発表者名: 橋本理尋
  • 学会等名: 第40回基礎老化学会
• [学会発表] CREG1の抗肥満作用に対する環境温度の影響について (2016)
  • 著者名/発表者名: 遠藤優貴、橋本理尋、竹内環、楠堂達也、岡田只、山下均
  • 学会等名: 第39回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2016-11-30
• [学会発表] 新規な褐色脂肪化誘導因子・分泌糖タンパク質CREG１ (2016)
  • 著者名/発表者名: 楠堂達也、橋本理尋、竹内環、遠藤優貴、山下均
  • 学会等名: 温熱生理研究会2016
  • 発表場所: 岡崎
  • 年月日: 2016-08-22
• [学会発表] 脂肪組織特異的CREG1-Tgマウスによる褐色脂肪化と生活習慣病改善の検討 (2016)
  • 著者名/発表者名: 橋本理尋、楠堂達也、竹内環、遠藤優貴、山下均
  • 学会等名: 第39回基礎老化学会
  • 発表場所: 伊勢
  • 年月日: 2016-05-27
• [学会発表] 個体レベルにおける分泌型糖タンパク質CREG1の作用 (2015)
  • 著者名/発表者名: 岡田 只士、楠堂 達也、遠藤優貴、片岡 直也、橋本 理尋、山下 均
  • 学会等名: 第38回 日本分子生物学会年会・第88回 日本生化学会大会 合同大会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2015-12-01
• [学会発表] 褐色脂肪化における分泌糖タンパク質CREG1の作用の検討 (2015)
  • 著者名/発表者名: 楠堂 達也、片岡 直也、橋本 理尋、岡田 只士、山下 均
  • 学会等名: 第36回日本肥満学会
  • 発表場所: 愛知
  • 年月日: 2015-10-02
• [学会発表] 分泌型糖タンパク質CREG1の褐色脂肪化作用 (2015)
  • 著者名/発表者名: 楠堂 達也、遠藤優貴、片岡 直也、橋本 理尋、岡田 只士、山下 均
  • 学会等名: 第20回アディポサイエンス・シンポジウム
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2015-08-22