研究課題/領域番号 |
15K07464
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
|
研究機関 | 地方独立行政法人青森県産業技術センター |
研究代表者 |
内沢 秀光 地方独立行政法人青森県産業技術センター, 工業部門, 室長 (10505572)
|
研究分担者 |
工藤 謙一 地方独立行政法人青森県産業技術センター, 工業部門, 所長 (90250232)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | シジミ / 冷凍 / アコルビン / オルニチン |
研究成果の概要 |
我々は、シジミを冷凍するとオルニチンが増加することを見出した。そのメカニズムについては全く分かっていなかったが、1モルのアコルビン(β-Ala-Orn-Orn)が分解されて2モルのオルニチンと1モルのβ-アラニンが生成することを明らかにした。また、その逆反応も起こり、オルニチンとβ-アラニンを基質として、シジミから調製した酵素を作用させたところアコルビンが合成された。このことから、シジミの冷凍によるオルニチンの生成及びその逆反応には酵素が関与していることが分かった。本研究は、シジミの低温応答メカニズムを解明することが、新たな冷凍技術の開発につながるのではないかと考えて実施したものである。
|