研究課題/領域番号 |
15K07475
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
中田 誠 新潟大学, 自然科学系, 教授 (80217744)
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研究分担者 |
柴 和宏 富山県農林水産総合技術センター, 富山県農林水産総合技術センター木材研究所, 主任研究員 (90446641)
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連携研究者 |
相浦 英春 富山県農林水産総合技術センター, 森林研究所, 所長 (20446628)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 木製グライド防止工 / 雪崩防止林 / 積雪グライド / 斜面積雪安定度 / スギ植栽密度 / 木材耐久性 / 積雪荷重 / 多雪急傾斜地 / 木製杭 / グライド / 間伐小径材 / 雪崩防止林造成 / 雪上直立木 / スギ-広葉樹混交林造成 / 間伐材 / 森林造成 / 補完関係 / 急傾斜地 |
研究成果の概要 |
富山県の最大積雪深2mまでの急斜面において、間伐材を用いた木製三角枠工によって雪崩防止林の造成が可能であるかを検討した。スギ植栽から10年程度が経過した7箇所の林分を対象に調査を実施し、木製杭の残存率と、スギ植栽木のうち雪上直立木(樹高が最大積雪深の2倍以上で直立状態のもの)となった本数密度を経時的に評価した。その結果、木製杭の残存率は9年経過で約8割に、12年経過で約4割になると推定された。スギ植栽木は、一般的なスギの植栽密度である2,500本/haの場合、雪上直立木が9年経過で900本/haに、12年経過で1,500本/haに達すると推定され、雪崩防止林の造成が可能であることが示された。
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