研究課題/領域番号 |
15K07582
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
山口 健一 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 准教授 (90363473)
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研究分担者 |
桑野 和可 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 教授 (60301363)
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研究協力者 |
三輪 泰彦 福山大学, 生命工学部海洋生物科学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | スサビノリ / 乾燥耐性 / LEA / 熱可溶性 / アマノリ / 熱可溶性タンパク質 / 遺伝子クローニング / PCR-RFLP / アマノリ属 / LEA様タンパク質 / 抽出 / プロテオミクス |
研究成果の概要 |
乾ノリ(寿司海苔やおむすび海苔など)の原藻となる紅藻スサビノリは、潮間帯に生育するアマノリ属の一種で、強い乾燥耐性をもつ。これまでに、本種の乾燥耐性に関与する諸因子は未同定であり、乾燥耐性の分子機構は不明である。本研究では、乾燥変性保護作用をもつタンパク質がスサビノリ葉状体の熱可溶性画分に含まれていることを見出し、高等植物の後期胚形成主要(LEA)タンパク質と弱い配列相同性を有する2種のLEA様タンパク質を同定した。これらのLEA様タンパク質発現レベルは、アマノリ属の潮間帯生育種において顕著であったが、漸深帯生育種においては極めて低かった。
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