研究課題/領域番号 |
15K07608
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
小野 雅之 神戸大学, 農学研究科, 教授 (90224279)
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研究協力者 |
安 玉発 中国農業大学, 経済管理学院, 教授
随 姝妍 青島農業大学, 合作社学院, 講師
瞿 倩倩 神戸大学, 大学院農学研究科, 大学院生
倪 瑩 神戸大学, 大学院農学研究科, 大学院生
紀 慧潔 神戸大学, 大学院農学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 中国 / 農産物産地流通 / 販売チャネル / 産地卸売市場 / 農民専業合作社 / 農産物加工・販売企業 / 垂直的マーケティングシステム / 野菜産地 / 多層化 / 中国野菜産地 / 産地流通 / 販売チャネル多層化 / チャネル関関係 / 卸売市場 / 加工・販売企業 / チャネル間関係 / 野菜加工・販売企業 |
研究成果の概要 |
本研究は,中国の農産物の産地流通の主体の実態を明らかにし,現在の農産物流通システムの態様を明らかにすることを目的とした。その結果,次の点が明らかになった。第1に,現在においても産地卸売市場が産地における主要な販売チャネルになっていることである。第2に,農民専業合作社のなかに消費地の卸売市場で直接販売を行うケースが存在した。しかし,合作社が販売面でのリスクを負担しており,不安定性を持っていた。第3に,農産物生産企業のなかに,Eコマースを通じて消費者に直接に販売を行うケースが存在した。以上のように,農産物の産地流通は多様化しているが,卸売市場を経由する流通が依然として中心的なチャネルである。
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