研究課題/領域番号 |
15K07613
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
山本 尚俊 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 准教授 (00399099)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 資源の持続的利用 / フードシステム / クロマグロ / 量販店(GMS・SM・生協等) / マーチャンダイジング / 延期と投機 / 組織内・組織間取引関係 / 販売・機会ロス / 需要・受注の不確実性 / 消費者の効用 / フードシステムの内部問題 / 量販店(GMS・食品SM) / 販売・機会ロス問題 / 水産資源の利用問題 / 小売主導型流通 / 川下規定 |
研究成果の概要 |
クロマグロの資源利用問題が世界的に注目を集める。国内供給量は漸減するが,旋網物や養殖物の市況は管理強化方針前後に一時的上昇を示すに過ぎない。当該状況が川下需要を担う量販店の仕入行動の見直しによって誘発された可能性やフードシステム内部の分断・捩れを実態・実証分析で明らかにした。差別化商材として量販店の商品化が進むクロマグロは,多大な販売ロスが伴うなど取り扱いリスクが大きく,ロスや仕入原価の抑制対応力が商品化の成否・可否を規定すること,特に需給の不確実性が増す中で量販店はロス・原価の抑制や無駄のない仕入の実践への対応動機を強めるが,それが納品側に投機的な対応やリスク負担を問うこと等も示唆された。
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