研究課題/領域番号 |
15K07614
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
鳥居 享司 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 准教授 (70399103)
|
研究分担者 |
江幡 恵吾 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 准教授 (10325772)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 離島 / 漁業 / 経営 / 条件不利 / マーケティング / 漁協 / 異業種連携 / 観光 / 振興 / 流通 / ブランド化 / フィリピン / 奄美 |
研究成果の概要 |
奄美群島を中心に漁業経営への政策的支援の効果と課題について、市場適応に焦点を絞り分析した。島嶼域では各種補助金を活用した漁業経営改善の取り組みが展開しており、出荷経費の補助により水産物の島外出荷が促進され、経営振興に結びついていることを明らかにした。一方で、島外出荷は補助金に全面依存しており、それなしに事業は成り立たない状況に陥っていることを指摘した。また、高付加価値生産を目指した加工品の開発がすすむ一方で、販売役である漁協に十分なマーケティング能力がなく、製品開発が経営改善に直結していないことも判明した。補助金への依存と、製品販売力の欠如が、離島漁業経営の向上を妨げていることを明らかにした。
|