研究課題/領域番号 |
15K07625
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 麻布大学 |
研究代表者 |
大木 茂 麻布大学, 獣医学部, 教授 (00329195)
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研究協力者 |
中村 竜人
朱 怡璘
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 鶏卵 / 動物福祉 / ケージ / 平飼い / 放飼い / 認証 / 公的規制 / フードシステム / ケージフリー卵 / フリーレンジ卵 / エンリッチドケージ卵 / スローグローイング / 抗生物質不使用鶏肉 / アニマルウェルフェア(AW) / 飼養法別価格序列 / 表示基準 / 生産・流通基準 / フリーレンジ / 消費者意識 / アニマルウェルフェア(AW) / 飼養法別価格序列形成 / AW公的規制 / エンリッチドケージ / バーン(ケージフリー) |
研究成果の概要 |
アニマルウェルフェアに配慮した畜産物生産、なかでも鶏卵アニマルウェルフェア対応は、EUで先行しながら米国で急速に進展を見せている。本研究は、AW食品普及の各国の動向を、公的規制、生産・流通・消費の構造、食品ラベルシステム、消費者意識など総合的構造として調査した。国際的比較により日本への示唆をえた。 結果は以下の通り。第1に、鶏卵フードシステムをめぐる一般的課題の進捗状況が規定的であった。第2に、公的規制とくに生産基準の信頼性やそれを的確に反映する食品ラベルシステムのあり方が重要であった。従って、AW食品普及の制度設計に際しては関係各機関の十分な調整が重要であると結論づけられる。
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