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食料と栄養の地球規模長期展望のための動的シミュレーション

研究課題

研究課題/領域番号 15K07639
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会・開発農学
研究機関国立研究開発法人国際農林水産業研究センター

研究代表者

草野 栄一  国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 社会科学領域, 主任研究員 (00560187)

研究分担者 小山 修  国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, その他部局等, 理事 (50399367)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2016年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード食料需給予測
研究実績の概要

208の国・地域別に、水産物を除く348品目別の農畜産物・食料品の1961~2011年のデータを用い、年別・国別に56種類の供給可能な栄養量を推計した。また、個別の食料供給量の、外れ値に頑強な線形トレンドを計測し、2012~2025年の栄養供給量の中期的なトレンドを予測した。過去のトレンドからは、例えば、アジア地域におけるサツマイモ供給量の減少が、ビタミンA(レチノール活性等量)供給量の減少に大きく寄与している可能性が示唆された。推計された栄養の妥当性を検証するため、1995~2005年の国別のビタミンAと就学前児童の夜盲症罹患率を比較したところ、アフリカ諸国について低いビタミンA供給量と高い夜盲症罹患率が観察され、推計値の妥当性が一定程度確認された。栄養供給量の推計と予測、検証の結果は、第25回世界食料見通し会合において報告された。
また、国際連合食糧農業機関(FAO)が公表している水産物データベースに含まれる水産物データの整理と、これらを栄養価換算するための対応表の作成を行った。入手可能な水産物のデータが栄養成分データと対応していないため、FAOの水産物データ約1,100~2,200種類を、HSコードや、綱・目・科等に基づき分類し、栄養成分データとの対応関係を明らかにする作業を行った。この作業により、HSコードに基づく水産物の生産・貿易量データを栄養換算することが可能になった。

報告書

(2件)
  • 2016 実績報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] Projection of rice production in African countries2016

    • 著者名/発表者名
      Eiichi Kusano, Osamu Koyama
    • 雑誌名

      Journal of Agricultural Development Studies

      巻: 27 ページ: 28-36

    • NAID

      40021100907

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] JIRCAS model development: A view of nutrition2016

    • 著者名/発表者名
      Eiichi Kusano
    • 学会等名
      25th World Outlook Conference
    • 発表場所
      Inntel hotel Amsterdam, Zaandam
    • 年月日
      2016-06-09
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2018-01-16  

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