研究課題/領域番号 |
15K07664
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
野末 雅之 信州大学, 学術研究院繊維学系, 特任教授 (30135165)
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研究協力者 |
野末 はつみ 信州大学, 繊維学部, 特任准教授 (30218325)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 人工光型植物工場 / 光化学系II / 量子収率 / 光質 / 光強度 / 遠赤色光 / 消費電力 / 白色LED / クロロフィル蛍光測定 / ΦII / 光阻害 / 省エネルギー / LED / ETR / 光量 |
研究成果の概要 |
人工光型植物工場における効率的なLED光環境を構築するために、光合成環境を総合的に評価する指標としてのPSII量子収率(ΦII)の有用性について調査した。また、種々の広域分光スペクトルをもつ白色LEDを用いて光質と消費電力量との関係を調査した。その結果、効率的な野菜生産には赤、青、遠赤色光に適正な光強度比が存在すること、赤色光強光照射で生じる光阻害が遠赤色光補光によって軽減されること(Fv/FmとΦIIの回復)がわかった。本研究により、光質と光強度の最適化が効率的な野菜生産に必須であること、その光合成環境がΦIIによって総合的に評価できることが示唆された。
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