研究課題
基盤研究(C)
トマトには機能性を持つポリフェノールが含まれている.本研究では,様々な栽培方法下におけるポリフェノール含量の変化および変動メカニズムを検討した.この結果,乾燥・塩ストレスおよび有機質肥料を用いることによってポリフェノール含量が上昇すること,塩ストレス下において,ストレス付与だけでなくその他の環境条件(温度)も含量上昇に重要であることが示唆された.ポリフェノール含量向上のメカニズムについては,ポリフェノール生合成酵素活性から含量の変化を説明できない場合があった.これらのことから,高ポリフェノール含有トマトの作出のための栽培方法および変動メカニズムが明らかになった.
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Scientia Horticulturae
巻: 219 ページ: 216-221
10.1016/j.scienta.2017.03.016
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