研究課題/領域番号 |
15K07685
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
橋爪 力 岩手大学, 農学部, 教授 (60124533)
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研究協力者 |
György Miklos Nagy Ross University School of Medicine, Department of Anatomy, 教授
Fülöp Ferenc University of Szeged, Institute of Pharmaceutical Chemistry, 教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | サルソリノール / プロラクチン / ドーパミン / TRH / ドンペリドン / ハロペリドール / チロシン水酸化酵素 / ヤギ / 反芻家畜 |
研究成果の概要 |
反芻家畜のプロラクチン(PRL)分泌における中枢でのサルソリノール(SAL)とドーパミン(DA)の相互関係を明らかにするために、ヤギを用いて実験を行った。その結果、SALにより誘起されるPRL放出機構は下垂体を介する甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)とは異なることが示されるとともに、その放出機構の一部は脳外のDAにより修飾されることが示唆された。またSALによるPRL放出機構には脳内のDAが深く関わっていることが示されるとともに、その機構の一端にチロシン水酸化酵素の修飾が関係していることが示唆された。このように、本研究からSALによる反芻家畜のPRL分泌機構の一端が明らかになった。
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