研究課題/領域番号 |
15K07694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
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研究分担者 |
豊後 貴嗣 広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (40325361)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 暑熱ストレス / ニワトリ / アミノ酸 / ニューロペプチド / Heat-stress / Chicks (layer) / Chicks (broiler) / Thermotolerance / NPY / GnIH / L-Leucine / L-Citrulline / Chicks / Broilers / Metabolism / Chick / Body temperature / Heat stress / Stress hormone / Amino acids |
研究成果の概要 |
ニワトリを用いて温熱環境への適応と暑熱ストレスの緩和における神経ペプチドとアミノ酸の役割について調査した。その結果、ニューロペプチドYは、暑熱ストレスの緩和や耐暑性において重要な因子であることが明らかとなった。一方、アミノ酸に関しては、暑熱ストレスが様々な組織において濃度低下を誘起することが示された。これらをもとに、濃度低下したアミノ酸を給与したところ、シトルリンがその経口投与により体温を低下させること、さらに耐暑性を向上させる可能性を見出した。また、ロイシンでは孵卵期に投与することで同様にニワトリの耐暑性が向上した。これらの結果は、夏季暑熱対策の開発に向け有用な情報となることが示唆された。
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