研究課題
基盤研究(C)
ウイルス感染成立と病原性発現には宿主因子が密接に関与するが、狂犬病ウイルス感染に関与する宿主因子の研究は少ない。本研究では、狂犬病ウイルス感染に関与する宿主因子を同定と狂犬病ウイルス感染機構の解明を目的した。ヒトsiRNAライブラリーを用いたスクリーニングを実施し、狂犬病ウイルス感染に関与する宿主遺伝子を28個同定した。また、細胞のヘパラン硫酸が狂犬病ウイルスの吸着因子として機能することを見出し、その詳細な分子機構を明らかにした。一連の解析を通じて、狂犬病ウイルスの感染機構の一端を解明した。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 4件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 2件) 備考 (2件)
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