研究課題/領域番号 |
15K07719
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
古谷 哲也 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (60647676)
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連携研究者 |
前田 健 山口大学, 共同獣医学部, 教授 (90284273)
代田 欣二 麻布大学, 獣医学部, 教授 (70147974)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | ネコモルビリウイルス / ウイルス検査 / 病原性 / 慢性腎臓疾患 / 病理組織 / 免疫染色 / 遺伝子検査 / 蛋白発現 / 抗体検査 / 疫学 / 免疫応答 / 腎臓疾患 / 遺伝子発現制御 / 組織切片 / 血清検査 / ウイルス分離 / 培養細胞感染 / 感染様式 / ウイルス検出 |
研究成果の概要 |
ネコモルビリウイルス(FeMV)は2012年に発見された新しいウイルスで、ネコにおける慢性腎炎への関与が注目されている。我々は、好感度リアルタイムRT-PCRと抗-FeMV抗体検出診断システムの開発を行い、日本国内ネコの尿中FeMVウイルスRNAと血漿中抗FeMV抗体陽性率が、それぞれ、15.1%と22%であることを発見した。腎臓病ネコの腎臓病理切片と抗-FeMV抗体による免疫染色を用いFeMV感染と腎臓病変の関係を調べたところ、尿細管組織萎縮との強い相関がみられた。FeMV局在がほぼ尿細管に限定されていたことも合わせ、今回の研究結果は、FeMVの感染とネコの腎臓病の関係を強く示唆した。
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