研究課題
基盤研究(C)
本研究では、狂犬病ワクチン株のERA株の遺伝子操作により、生ワクチンの安全性・免疫効果の向上を試みた。新規の弱毒変異の導入により、高度かつ安定な弱毒性状を持つ生ワクチン候補株を作出することができた。一方、コドン最適化されたG遺伝子を持つ候補株を作出したものの、G蛋白質の高発現化・免疫効果の増強は確認できなかった。以上の成績は、今後、遺伝子操作により狂犬病生ワクチンを開発する上で、重要な基盤情報となる。
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Vaccine
巻: 35 号: 42 ページ: 5622-5628
10.1016/j.vaccine.2017.08.050