研究課題/領域番号 |
15K07730
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 麻布大学 |
研究代表者 |
上家 潤一 麻布大学, 獣医学部, 准教授 (10400269)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | AAアミロイド症 / 病理発生機序 / Serum amyloid A / AAアミロイド / SAA / アミロイド / AAアミロイド症 / SAA / 質量分析 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は動物のAAアミロイド症を対象として、変異型SAAをコードする遺伝子を同定し、変異型SAAが関与するAAアミロイド症の発生機序を解明することを目的とした。犬、猫、牛、山羊に沈着するアミロイドを質量分析法で分析し、野生型と変異型SAAが沈着していることを明らかにした。また、全ての患畜は両方のSAA遺伝子を有していた。合成したペプチドを使ったアミロイド線維形成実験では、変異型は野生型より高いアミロイド線維形成能を示した。また、変異型ペプチドは野生型ペプチドのアミロイド線維形成が促進された。これらの結果から、変異型SAAがAAアミロイド症に重要であることが示唆された。
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