研究課題/領域番号 |
15K07744
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
奥田 優 山口大学, 共同獣医学部, 教授 (10325243)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | リンパ腫 / 抗がん剤 / 犬 / 低酸素誘導因子 / 血液腫瘍 / 犬リンパ腫 / 薬剤耐性 / 治療 |
研究成果の概要 |
低酸素誘導因子(HIF)は腫瘍における低酸素と悪性度の増加に関与するキーレギュレーターであると考えられている。今回用いた犬のリンパ腫細胞株およびリンパ腫症例サンプルの全てにおいて,HIF-1α蛋白の発現が確認された。またHIF-1α阻害剤 は全ての細胞株に対してin vitroで増殖抑制作用を示した。加えて犬のリンパ腫細胞株を免疫不全マウスに移植してechinomycinを投与した場合,腫瘍の退縮が観察された。以上の結果からHIF-1αはリンパ腫細胞の増殖や生存に必要であることが示唆され,HIF-1α阻害剤はリンパ腫の治療に対する有力な候補薬剤であると考えられた。
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