研究課題/領域番号 |
15K07790
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
戒能 洋一 筑波大学, 生命環境系, 教授 (20183775)
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研究分担者 |
木下 奈都子 筑波大学, 生命環境系, 助教 (80716879)
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研究協力者 |
石賀 康博 筑波大学, 生命環境系, 助教 (50730256)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 寄生蜂 / 誘導 / エリシター / 産卵 / コマユバチ / チャノコカクモンハマキ / ハマキコウラコマユバチ / 寄主探索行動 / ハマキガ / チャ / 誘導物質 / 三者系 / HIPV |
研究成果の概要 |
チャノコカクモンハマキの茶葉への産卵により誘導が引き起こされ、その茶葉に寄生蜂であるハマキコウラコマユバチが探索行動を示すことがわかった。そして、誘導を引き起こす要因となるエリシターは、寄主の産卵によって葉に影響するが、雌蛾の腹部摩砕物を茶葉の葉裏に処理することで同様の効果があることがわかった。また、エリシターは雄のガには存在しないこと、未交尾の雌にも存在すること、寄主でないチャハマキにはこの活性がないことなどがわかった。さらに、寄主ではないアワノメイガの雌腹部摩砕物を葉裏に処理すると、寄生蜂は逆にこの葉を避けることもわかった。
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