研究課題/領域番号 |
15K07795
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
東 政明 鳥取大学, 農学部, 教授 (20175871)
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研究分担者 |
泉 洋平 島根大学, 生物資源科学部, 准教授 (10457210)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アクアポリン / グリセロール / 昆虫休眠 / 低温耐性 / アクアグリセロポリン / 幼虫休眠 / 水分保持 / 昆虫気管 / 昆虫細胞膜 / グリセロール輸送 / 尿素輸送 / カイコ |
研究成果の概要 |
昆虫の越冬休眠では,凍結や低温障害を避けるためにグリセロールを増加蓄積するケースが多い。このしくみは,細胞内外の水やグリセロールの細胞膜を介した再配分である。その生体膜機能を調べるためにグリセロール輸送タンパクを特定し,それを組み込んだ人工膜(リポソーム)実験系の確立をめざした。昆虫細胞においても,アクアポリン(AQP)が水分子の選択的通過路であるだけでなく,グリセロールも輸送可能なAQPの分子種(アクアグリセロポリン: GLP)として分布する。幼虫のすがたで越冬休眠するニカメイガから休眠期で機能するAQPやGLPを特定し,その分子の輸送特性や越冬期の役割を追究した。
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