インフルエンザウイルス粒子結合性シルク素材の創出

• 研究課題/領域番号: 15K07801
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 昆虫科学
• 研究機関: 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 (2016-2017); 国立研究開発法人農業生物資源研究所 (2015)
• 研究代表者: 小島 桂 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員 (40370655)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: アフィニティーシルク / scFv / 遺伝子組換えカイコ / シルク / フィブロイン / ELISA / インフルエンザウイルス / ScFv

研究成果の概要

インフルエンザウイルス粒子に結合するモノクローナル抗体遺伝子から一本鎖抗体(scFv)を構築し、このscFvとシルクタンパク質の融合タンパク質を絹糸に発現する遺伝子組換えカイコを作出した。
同組換えカイコが産生した繭糸からシルク溶液を調製し、検出用抗体試薬としてELISAに利用したところ、インフルエンザウイルス粒子を特異的に検出することが出来た。

研究成果

• [図書] Handbook of Smart Textiles. (2015)
  • 著者名/発表者名: Editors: Tao, Xiaoming (Ed.)
  • 総ページ数: 1058
  • 出版者: Springer