植物病院および植物医師の社会的ニーズに関する基礎調査

• 研究課題/領域番号: 15K07824
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 環境農学(含ランドスケープ科学)
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 中山 万奈美 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任研究員 (70523588)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 植物医師 / 植物病院 / 社会連携 / ネットワーク / 教育プログラム / 生きがい創出 / コミュニティ植物医師 / コンサルティング / システム設計 / 植物保護 / 市民の社会参加

研究成果の概要

本研究では、農地並びに緑地における植物病抑止を進めるため、植物病院ならびに植物医師による新たな仕組みづくりを検討している。千葉県柏市で実施したコミュニティ植物医師事業を継続的にモニタリングした結果、身近な植物病に対して自ら適切な対処を行える人材を増加させ、植物病を発見する意欲がシニア世代の生きがいの創出につながっていることが明確になった、その一方で、日本全国全体で効果を上げるためには、まだまだ課題も多いことも判明した。植物医師が連携する全国的な社会体制作りに向け、植物病診断の先進国である米国に置ける植物防疫システムの現状とネットワーク体制に関する調査を行い、今後の検討に役立てる。

研究成果

• [学会発表] 農家および法人における植物病対処実態調査 (2016)
  • 著者名/発表者名: 根津修・福田一徳・濱本宏・橋本将典・中山万奈美・鍵和田聡・大島研郎・難波成任
  • 学会等名: 平成28年度日本植物病理学会大会
  • 発表場所: 岡山コンベンションセンター（岡山県・岡山市)
  • 年月日: 2016-03-21