研究課題/領域番号 |
15K07826
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
佐々木 邦博 信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (10178642)
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研究分担者 |
大窪 久美子 信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (90250167)
上原 三知 信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (40412093)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 庭園 / 城下町 / 水路網 / 池 / 景観 / 伝統的景観 / 水路 / 残存 / 松代 / 松代町 / 金沢市 / 柳川市 |
研究成果の概要 |
長野市松代町の池庭の状態を調査した。30年前に調査された城下町中心区域の中では、池庭が存続しているのが70軒と、半減していた。利用は鑑賞がほとんどである。子供が少なくなった。一方で、蛍は復活しつつある。他の城下町でも、池庭を持つ屋敷には後継者が住まず、池庭が減少しつつある事が判明した。結果的に、地域固有の景観が少なくなっている。米沢市では痕跡もなく、博物館内に昔の絵図や遺構を展示しているのみである。痕跡でも残していく努力は、他の城下町でも見られなかった。かつての地域固有の景観を残す計画は、見られなかった。今後の課題である。
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