研究課題/領域番号 |
15K07833
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 甲南女子大学 |
研究代表者 |
松村 俊和 甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (60589547)
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研究分担者 |
澤田 佳宏 兵庫県立大学, 緑環境景観マネジメント研究科, 准教授 (40435897)
橋本 佳延 兵庫県立人と自然の博物館, その他部局等, 主任研究員 (60372140)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 生物多様性 / 植生 / 草原生植物 |
研究成果の概要 |
歴史の長いゴルフ場の植生を調査した結果,全国版・地域版のレッドデータブックに掲載の絶滅危惧種および多くの草原生植物の生育を確認した.つまり,これらの場所は草原生植物の逃避場所や種子供給源として機能する可能性がある.管理方法と種多様性との関係では,草刈り頻度および草刈高が種多様性に大きく影響を与えており,草刈り頻度が低く,草刈高が高い地点においては種多様性が高く,逆の地点では種多様性が低かった.また,ゴルフ場関係者の意向を把握する質問紙調査からは,ゴルファーの多くは野草の生育に対して好意的であることが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
草原の面積は減少を続けており,草原生植物の多様性も減少をしている.これまでは非商業地の半自然草原における植生保全が注目されてきたが,商業的利用の草原であっても,種多様性の高い草原植生を保全できれば,草原生植物の逃避場所や種子供給源として位置づけられる.本研究では,生物多様性への悪影響が強調されてきたゴルフ場で生物多様性の保全の可能性を明らかにしたこと,さらにゴルフ場は今後も継続管理される可能性が高いことも草原生植物の保全のためには重要である.
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