研究課題
基盤研究(C)
近年、アポトーシスは癌や自己免疫疾患に深く関連していることが明らかになり、その役割や制御機構の解明が極めて重要視されている。ポルチミンは最近発見された天然有機化合物であり、アポトーシスを強力に誘導する。申請者は、ポルチミンがアポトーシスの研究のツールや癌の治療薬のシードになると期待し、その効率的な合成を目的に研究を行った。本天然物は、これまで全く例のない非常に特異な環状アセタール構造とスピロイミン構造を有する。種々の有機反応を駆使し、効率的に鍵中間体の合成に成功した。さらに、順次、保護基の除去と環化反応を行うことにより、本天然物のコア骨格の形成を行った。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (25件) (うち国際学会 6件、 招待講演 2件) 備考 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
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