研究課題/領域番号 |
15K07863
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 第一薬科大学 (2017) 岐阜薬科大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
門口 泰也 第一薬科大学, 薬学部, 教授 (40433205)
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研究協力者 |
市川 智大
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 不均一系触媒 / クロスカップリング / 芳香族塩素 / パラジウム / 機能性物質 / 触媒化学プロセス / 有機化学 / 合成化学 / 不均一系 / 触媒・化学プロセス |
研究成果の概要 |
パラジウムに対するリガンド効果を期待して、N,N-ジメチルアミノ基が装備された、入手容易なポリスチレン系陰イオン交換樹脂を担体とするパラジウム触媒(7% Pd/WA30)を開発した。7% Pd/WA30には期待通りのリガンド作用があることを明らかとするとともに、反応性が低い芳香族塩素化合物を用いた鈴木-宮浦反応の効率的手法を確立した。ヘテロ原子による触媒毒のため反応抑制が危惧されるヘテロ芳香族塩素化合物も問題なく適用することができる。反応液からはパラジウムの溶出は観測されておらず、金属の生成物への混入はなく、医薬品開発に直結するプロセス化学への本手法の適用が期待される。
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