研究課題/領域番号 |
15K07933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 大阪大谷大学 (2017) 徳島大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
水口 博之 大阪大谷大学, 薬学部, 教授 (40247838)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ヒスタミンH1受容体遺伝子発現シグナル / ステロイドシグナル / PKCδ / Hsp90 / マーキアイン / ステロイド受容体 / GRE / ヒスタミンH1受容体遺伝子発現シグナル / AP-1 / (-)マーキアイン |
研究成果の概要 |
H1R遺伝子発現シグナルとステロイドシグナルに共通のシグナル分子としてヒートショック蛋白90(Hsp90)を同定した。本課題では、ステロイド及びH1R遺伝子発現抑制化合物マーキアインのH1Rシグナル及びステロイドシグナルへの影響について検討した。その結果、ステロイドのH1Rシグナル抑制効果は動物実験での結果ほど明確ではなかった。一方、マーキアインはステロイドシグナルを介した抗炎症性遺伝子発現を増強した。以上の結果から、ステロイドのH1Rシグナル抑制効果は間接的であり、また、マーキアインはヒスタミンシグナルの抑制に加えステロイドの抗炎症作用の増強により抗アレルギー効果を示すことが明らかとなった。
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