研究課題/領域番号 |
15K07941
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
小谷 典弘 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (90342782)
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研究分担者 |
本家 孝一 高知大学, その他部局等, 副学長 (80190263)
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研究協力者 |
山口 亜利沙
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 肺がん / 分子会合体 / 分子標的薬 / 膜タンパク質 / 分子間相互作用 / 脂質ラフト / 2分子会合体 / がん |
研究成果の概要 |
本研究では、腫瘍細胞膜上2分子会合体解析情報が分子標的薬剤の併用に関しての抗腫瘍治療成績に影響する可能性を研究した。肺がん細胞に対して、発現している腫瘍細胞膜上2分子会合体それぞれに対する分子標的薬を単独もしくは併用してin vitro処理した結果、併用した場合には、肺がん細胞の増殖抑制が有意に亢進された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、現在様々な腫瘍治療に使用されている抗体医薬品を含む分子標的薬治療の治療前評価が可能になることが期待される。今後も、分子標的薬の使用は増え続けていくことが予想され、適切な薬剤選択は重要になると考えられる。 また、分子会合体情報を用いて分子標的薬剤併用効果について研究する試みは国内、国外においてもまだ実施された事例はなく、本研究により腫瘍薬物治療(抗がん剤治療)についての新規かつ重要な知見が得られると期待される。
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