研究課題/領域番号 |
15K07945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
山口 真二 帝京大学, 薬学部, 教授 (60398740)
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連携研究者 |
青木 直哉 帝京大学, 薬学部, 講師 (50525334)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 刷り込み / 甲状腺ホルモン / 感受性期 / Wnt-2b / 臨界期 / リン酸化 / Rho / アクチン / 生化学 |
研究成果の概要 |
ある種の学習は、生後の限られた臨界期又は感受性期と呼ばれる時期にしか習得できない。刷り込み学習はその典型例である。臨界期が閉じたヒナに、T3を注射すると、再び臨界期が開く。 本研究では、T3が学習臨界期を開く分子機構の解明を試みた。その結果、臨界期を過ぎたニワトリヒナ大脳では、T3静脈注射によりIMHA領域でWnt-2b mRNAが上昇した。そこで、薬理学的にIMHA領域でWntシグナル伝達を阻害したところ、T3による感受性期の回復が阻害された。この結果は、Wntシグナル伝達がT3の下流で感受性期間の開始に重要な役割を果たすことを示している。
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