研究課題/領域番号 |
15K08000
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
平 裕一郎 帝京平成大学, 薬学部, 准教授 (20581953)
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研究分担者 |
石田 功 帝京平成大学, 薬学部, 教授 (00415556)
平 郁子 帝京平成大学, 薬学部, 准教授 (60453693)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ビフィズス菌 / DDS / 抗腫瘍薬 / 嫌気性菌 |
研究成果の概要 |
本研究において、NF-κBの抑制活性を持ち、膵臓癌の臨床試験において安全性が高く、予後も良いクルクミンの高吸収型製剤であるセラクルミンの経口投与と、TNF-αまたは抗TRAIL-R1アゴニスト一本鎖抗体分泌ビフィズス菌の静脈内投与を組み合わせることにより、組換えビフィズス菌の抗腫瘍効果が増強されることが見出された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、NF-κBの抑制活性を持ち膵臓癌の臨床試験での安全性が高く予後も良い高吸収クルクミン製剤(セラクルミン)の経口投与とTNF-αまたは抗TRAIL-R1アゴニスト一本鎖抗体分泌ビフィズス菌の静脈内投与を組み合わせることで新規な膵臓癌治療法の開発を目指すものである。本研究の成果として、セラクルミンの経口投与とTNF-αまたは抗TRAIL-R1アゴニスト一本鎖抗体分泌ビフィズス菌の静脈内投与を組み合わせることにより、ビフィズス菌の抗腫瘍効果が増強されることが見出された。 膵臓癌の新治療法の開発が望まれている状況にあることから、本研究は膵臓癌治療において意義のあるものになると考えられる。
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