研究課題/領域番号 |
15K08007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
能勢 充彦 名城大学, 薬学部, 教授 (60228327)
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研究協力者 |
赤崎 大志
荒井 貴一
石黒 友希
稲垣 晃熙
田中 留衣
日坂 真輔
山田 民
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 糖尿病性末梢神経障害 / 漢方方剤 / 牛車腎気丸 / 感覚低下改善作用 / 感覚低下予防作用 / 一酸化窒素 / TRPチャネル / 治療効果 / 予防効果 / 八味地黄丸 / 六味地黄丸 |
研究成果の概要 |
研究代表者は、アンメット・メデイカル・ニーズの上位に位置する糖尿病性末梢神経障害の治療法・予防法を開発する目的で、漢方方剤を一つの「薬物データベース」として活用し、牛車腎気丸を候補医薬品として見出した。とくに、糖尿病マウスの末梢神経障害の中で、後期に出現する感覚低下を牛車腎気丸が改善することを初めて見出し、その作用は投与量依存的で、また投与後1時間をピークとする一過性の作用であることを明らかとした。また、その作用機序として、牛車腎気丸が一酸化窒素合成の基質の供給ならびに合成酵素の活性化をもたらし、高血糖に由来する内皮機能障害、さらには血流を改善することで症状を改善する可能性を示した。
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