研究課題
基盤研究(C)
ポリアミンは、複数のアミノ基をもつ有機カチオンで、あらゆる生物に含まれる。ポリアミンは、柔軟な構造をもち、多彩な生理活性を示す。我々は、ポリアミンの固相合成法の開発を進めている。開発している方法はペプチド化学に基づくもので、固相合成したポリペプチド中のアミド結合を固相上で還元してポリアミンとし、逆相HPLC を用いて精製する。本研究では、分岐および環状ポリアミン固相合成法の改良、 合成したポリアミンの機能評価、を進めた。ポリアミンの機能評価は、1) DNA二本鎖との相互作用、2) リシン特異的脱メチル化酵素阻害作用、3) タンパク質熱変性の阻害、4) リボザイム活性に対する作用、を検討した。
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