研究課題
基盤研究(C)
環境汚染重金属であるカドミウムは親電子性を有しており、細胞内タンパク質のシステイン残基を修飾することでそれらの機能障害や細胞毒性を発揮する。本研究では、高い求核性を有するパースルフィドやポリスルフィドのような活性イオウ分子と、小胞体ストレス応答系のカドミウムに対する防御的役割を明らかにすることを目的とした。その結果、細胞はカドミウムに対して活性イオウ分子の産生に関わる酵素を誘導する応答性を有していること、活性イオウ分子はカドミウムのイオウ付加体の形成を介して毒性防御に働く機能性を有することを明らかにした。
すべて 2018 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 3件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 備考 (2件)
Journal of Cellular Biochemistry
巻: 118 号: 5 ページ: 1087-1096
10.1002/jcb.25721
Free Radic Biol Med
巻: 104 ページ: 118-128
10.1016/j.freeradbiomed.2016.12.047
Scientific Report
巻: 7 号: 1 ページ: 4814-4814
10.1038/s41598-017-04590-z
120007128910
Chem Res Toxicol
巻: 30 号: 12 ページ: 2209-2217
10.1021/acs.chemrestox.7b00278
Toxicolgical Sciences
巻: 156 ページ: 412-421
10.1093/toxsci/kfw268
Free Radical Biology and Medicine
巻: 91 ページ: 178-187
10.1016/j.freeradbiomed.2015.09.011
The Journal of Toxicological Sciences
巻: 40 号: 5 ページ: 597-604
10.2131/jts.40.597
130005098386
Fundamental Toxicological Sciences
巻: 2 号: 4 ページ: 171-175
10.2131/fts.2.171
130005100438
http://www.md.tsukuba.ac.jp/environmental_medicine/index.html