研究課題/領域番号 |
15K08051
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 大阪薬科大学 |
研究代表者 |
天野 富美夫 大阪薬科大学, 薬学部, 教授(移行) (90142132)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | VBNC状態 / サルモネラ / 乾燥耐性 / 抗体産生誘導 / ストレス応答 / 再活性化 / ピルビン酸 / オキサロ酢酸 / 抗体産生 |
研究成果の概要 |
病原性のサルモネラが種々のストレスに応答してVBNC状態になり、ある条件下で培養することによって再活性化し、コロニー形成能を獲得する機構を研究した。とくに、VBNC状態に特異的に発現されると考えられる菌体表面の抗原に着目したが、本研究では十分な検出と解析ができなかった。そこで、最終年度は、ピルビン酸によってVBNC状態の菌が増殖可能になる割合が上昇する現象に注目し、この過程を促進する物質を探索した。その結果、TCA回路を構成する物質のうち、オキサロ酢酸にピルビン酸と同等かそれ以上の作用が見いだされた。この結果は、VBNCの定義として増殖可能状態への復帰を加えることの妥当性を示唆する。
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