研究課題
基盤研究(C)
黄色ブドウ球菌感染において誘導されるIL-23はその感染防御に重要であるが、細菌性リガンド分子は明らかではない。我々は株化されたヒト樹状細胞を用い、IL-23の誘導能を検出するバイオアッセイ系を確立した。これにより黄色ブドウ球菌には細胞壁タイコ酸画分とそれ以外の、少なくとも2種のIL-23誘導物質があることが示唆された。細胞壁タイコ酸の合成変異株由来の細胞壁画分を用いた解析からは、IL-23分泌能に細胞壁タイコ酸の完全な修飾構造体は必要ないことが示唆された。
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すべて 国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件)
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