研究課題/領域番号 |
15K08072
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
大河原 賢一 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (30291470)
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研究分担者 |
檜垣 和孝 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (60284080)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | がん治療 / 抗がん剤 / 血管正常化 / リポソーム / エマルション / 抗腫瘍効果 / 局所動態 / 血管新生 / ドラッグ・デリバリー・システム |
研究成果の概要 |
抗がん剤内封リポソーム製剤の抗腫瘍効果に及ぼす血管新生阻害剤 SU5416(VEGF2型受容体阻害剤)内封エマルション製剤の併用効果を異なるがん細胞(B16, LLC)を用いて作製した固形がんモデルマウスで検討した結果、B16ではSU5416 の投与により、腫瘍内血管の構造的並びに機能的な異常が一部改善したことで、その後に投与するリポソーム製剤による高い抗腫瘍効果に繋がったものと推察された。一方、LLC ではそのような影響は認められなかったことから、LLCのようにVEGFをほとんど分泌しないがん種に対しては、本戦略は有効ではない可能性が示された。
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