研究課題/領域番号 |
15K08087
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
鈴木 琢雄 国立医薬品食品衛生研究所, 生物薬品部, 主任研究官 (10415466)
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研究分担者 |
橋井 則貴 国立医薬品食品衛生研究所, 生物薬品部, 室長 (20425672)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | FcRn / 抗体医薬品 / 表面プラズモン共鳴 / Fcγ受容体 / 半減期延長 / アミノ酸改変 / HDX/MS / 水素重水素交換/質量分析 |
研究成果の概要 |
抗体医薬品は、そのFc部分が血管内皮細胞等に存在する新生児型Fc受容体(FcRn)と結合し、分解から保護されることで、比較的長い血中半減期を持つことが知られている。そのため、投与量や投与頻度の低減を目的とし、FcRnとの親和性を上昇させたFc改変抗体が開発されているが、FcRn親和性の上昇が生体内での血中半減期の延長につながらない例が多い。本研究では、抗体医薬品の血中半減期延長技術確立のためのFcRn親和性に関する基盤研究として、FcRnとアミノ酸改変抗体の結合性に関する研究を実施すると共に、アミノ酸改変による抗体の高次構造への影響やFcγ受容体結合性の変化等について明らかにした。
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