研究課題
基盤研究(C)
Pharmacokinetics/pharmacodynamics(PK/PD)に基づいた抗菌薬の患者個別最適化投与法の構築は喫緊の課題である。本研究では、特殊病態下(血液濾過透析(HDS)、化膿性髄膜炎、全身性炎症反応症候群(SIRS))における抗菌薬のPKデータを取得・解析した。HDF時におけるメロペネム、セファゾリン、化膿性髄膜炎時のセフタジジム、セフェピム、バンコマイシン、リネゾリドSIRS時のダプトマイシンの薬物動態を明らかにした。さらに、個々の患者背景に応じた効果的かつ安全な抗菌薬投与法を確立した。本研究結果はすぐに臨床応用可能であり、抗菌薬の適正使用に大変役立つと考えられる。
すべて 2018 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)
Journal of Infection and Chemotherapy
巻: 24 号: 2 ページ: 92-98
10.1016/j.jiac.2017.09.005