研究課題/領域番号 |
15K08108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
藤井 まき子 日本大学, 薬学部, 教授 (50199296)
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研究分担者 |
田口 博之 日本大学, 薬学部, 准教授 (60236403)
橋崎 要 日本大学, 薬学部, 准教授 (60318459)
渡辺 善照 昭和薬科大学, 薬学部, 教授 (70175131)
小泉 直也 昭和薬科大学, 薬学部, 講師 (80433845)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 経皮 / ワクチン / レシチン逆ひも状ミセル / ナノ粒子 / 皮膚 |
研究成果の概要 |
皮膚に浸透しやすい油性基剤を用いた経皮ワクチンの開発を試みた。抗原タンパクは親水性で油に配合することは難しい。軽質流動パラフィンを用いたレシチン逆紐状ミセルに極性物質として配合する少量の水にグリセリンを添加し,そこに抗原タンパクOVAを加えることにより安定性に優れた製剤が調製できた。本製剤は皮膚の微小な間隙に入り込みやすいレオロジー特性を持ち,蛍光標識OVAの皮膚移行が改善された。ヘアレスマウスに適用したところ,皮下注射では著しい抗体価の上昇が見られたが,皮膚適用では閉塞投与で有意な抗体価の上昇が見られたが,効果は小さかった。今後さらに皮膚移行を高める方法との併用を検討する必要がある。
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