研究課題/領域番号 |
15K08109
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
小林 広幸 東海大学, 医学部, 教授 (60195807)
|
研究分担者 |
小見山 智義 東海大学, 医学部, 准教授 (60439685)
|
研究協力者 |
Yu Shyr Vanderbilt大学, 癌センター, 教授
Hande Kenneth R. Vanderbilt大学, 癌センター, 教授
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | がん / 薬剤反応性 / 抗腫瘍薬耐性 / ゲノム変化 / 国際情報交換 米国 / 国際情報交換 米国 |
研究成果の概要 |
ヒト白血病株とそのイダルビシン耐性白血病細胞を用いて耐性細胞に特異的な薬剤耐性に関わる機構を解明することを目的として、薬剤耐性に関わる変異遺伝子の探索をミトコンドリアDNAとエクソーム核DNAの両面から検討した。 エクソーム解析からは、細胞膜の脂質や蛋白に関連する遺伝子に変異が検出された。細胞内イダルビシンの蛍光強度をフローサイトメトリーで測定したところ、薬剤とincubation開始の数秒間における取込みが低下していることが確認された。以上のことより、耐性細胞では細胞膜の脂質や蛋白に遺伝子変異が起こり薬剤の細胞内への取込みが初期相で低下するために薬剤耐性が誘導される可能性が示唆された。
|