研究課題/領域番号 |
15K08131
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
福島 菜奈恵 信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (90334888)
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研究協力者 |
黒岩 正文 信州大学, 大学院生
横内 久美子 信州大学, 技術専門職員
住友 憲深 信州大学, 技術職員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 神経再生 / 髄鞘形成 |
研究成果の概要 |
脳内の嗅覚伝導路である外側嗅索は、新生児期に切断されても自然再生する。しかし、本来の外側嗅索内の神経線維とは異なり、再生した神経線維では髄鞘化が起こらず、外側嗅索内に有髄線維がほとんどない状態となる。本研究では、外側嗅索を切断した新生児ラットに、中枢神経損傷後の神経保護作用や髄鞘化促進作用が報告されているアセチル-L-カルニチンおよび甲状腺ホルモンを投与し、再生神経線維の髄鞘化誘導を目的として実験を行った。その結果、アセチル-L-カルニチン投与群において、外側嗅索内の再生線維の髄鞘化促進効果が確認され、有髄線維数の明らかな増加が認められた。
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