研究課題/領域番号 |
15K08146
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 東北福祉大学 |
研究代表者 |
伊藤 恒敏 東北福祉大学, 健康科学部, 教授 (90004746)
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研究分担者 |
尾形 雅君 東北医科薬科大学, 薬学部, 講師 (50311907)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | マウス / 小腸 / 上皮細胞 / γδ-IELs / TNFα / DNA断片化 / パーフォリン / グランザイム / マクロファージ / 粘膜固有層 / IEL / DNA修復 / Granzyme B / Perforin |
研究成果の概要 |
γδ型IELは種々の刺激に迅速に反応する「即時的かつ単発的反応性の防御細胞」で、腸粘膜最前線に位置する「使い捨て型の防御細胞」であると推察される。IELの活性化に伴う「上皮細胞でのパーフォリン非依存性のDNA断片化およびその後の迅速なDNA修復現象」はIEL自身においても生じること(自己作用型DNA断片化)が確認され、この現象は結果的に「生体での普遍的な現象」であると推察する。さらにIELの活性化後にみられる一過性の下痢(絨毛上皮の剥離)は、粘膜固有層局在マクロファージ由来のTNFαによるものと推察され、病原ウィルス等に感染した上皮の排除による生体防御反応へのIELの関連性も示唆された。
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