研究課題/領域番号 |
15K08154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
藤永 竜太郎 山口大学, 大学院医学系研究科, 講師 (30335723)
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研究分担者 |
篠田 晃 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40192108)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アポトーシス / 老化 / ミトコンドリア / ハンチントン病 / ノックアウトマウス / プロテアソーム / ゲノム編集 / タイムラプス |
研究成果の概要 |
ハンチントン病関連タンパク質HAP1は神経細胞質封入体stigmoid body(STB)のコア分子である。本研究で、プロテアソーム阻害剤 (PI)によりHAP1がSTB形成から顆粒網状構造へと発現形態を変化させることが分かった。PIはHAP1とミトコンドリアタンパク質VDAC1との結合を増強した。顆粒網状構造HAP1はミトコンドリアチトクロムC漏出やカスパーゼ3活性化を減弱し、PI誘導性アポトーシスを抑制した。HAP-KOマウスのPI誘導性アポトーシスは亢進していた。つまり、老化脳にも観察されるプロテアソーム活性低下状態において、HAP1が内在性の神経保護因子である可能性を示すものである。
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