研究課題/領域番号 |
15K08176
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
柴崎 忠雄 神戸大学, 医学研究科, 客員准教授 (00323436)
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研究分担者 |
高橋 晴美 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (50546489)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | インクレチン / 糖尿病 / GLP-1 / GIP / 腸管内分泌細胞 / インスリン / 分泌顆粒 / インクレチン分泌 / 開口放出 / 開口分泌 / 膵β細胞 / 血糖値 |
研究成果の概要 |
インクレチンは栄養素の摂取により腸管内分泌細胞から分泌され、血糖依存的に膵β細胞からのインスリン分泌を増強する。このインクレチン作用を利用した糖尿病治療薬が近年開発され現在広く利用されている。Noc2は神経伝達物質やホルモンの分泌において重要なRab3のエフェクターとして同定された分子であるが、Noc2を欠損したマウスではインクレチンの分泌が顕著に低下しており、腸管内分泌細胞における分泌顆粒の局在に異常が認められた。Noc2欠損マウスと腸管内分泌細胞株を用いた詳細な解析から、Noc2はインクレチンの分泌顆粒を適切に局在させることでインクレチン分泌を正常に制御する重要な因子であることが示された。
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