研究課題/領域番号 |
15K08201
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
|
研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
グホ サビン お茶の水女子大学, 理学部, 学部教育研究協力員 (30453179)
|
研究分担者 |
和気 秀文 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50274957)
宮本 泰則 お茶の水女子大学, ヒューマンライフイノベーション研究所, 准教授 (50272737)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | blood pressure / SHR / NTS / transcriptomics / sex difference / TRPV4 / 4alpha-PDD / gender / Blood pressure / microarray / gene expression / Microarray / cardiovascular centers / RT-qPCR / ovariectomy / treatment / pathway / real-time PCR / injection |
研究成果の概要 |
自然発症性高血圧ラット(SHR)では安静時血圧値において顕著な性差が認められており、雌は雄に比較し低値である。本研究では血圧中枢(延髄孤束核:NTS)の機能的性差が血圧値の違いに寄与すると考え、NTS機能を支える分子基盤の性差について調べた。その結果、雌のSHRでは雄に比較しTRPV4遺伝子発現が有意に高値であった。TRPV4アゴニスト(4 alpha -PDD)をNTSへ微量注入した結果、血圧の減少が認められた。以上から、SHRではNTSにおけるTRPV4遺伝子発現の性差が血圧水準の性差に寄与している可能性が示唆された。
|