研究課題/領域番号 |
15K08208
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
紫藤 治 島根大学, 医学部, 教授 (40175386)
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研究分担者 |
片倉 賢紀 城西大学, 薬学部, 准教授 (40383179)
松崎 健太郎 島根大学, 医学部, 講師 (90457185)
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研究協力者 |
杉本 直俊
住吉 愛理
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 唾液腺 / 唾液腺幹細胞 / アクアポリン / 口腔乾燥症 / 暑熱馴化 / 暑熱暴露 / 運動トレーニング / 血管新生 / ドライマウス / Salisphere |
研究成果の概要 |
ラットや培養細胞を用いた検討から、温熱刺激は、唾液腺の腺房細胞のアクアポリン5(AQP5、水を移動させるチャネル)の発現亢進と同組織の血管新生および血管のAQP1の発現亢進を介して、唾液分泌機能を向上させる事が知られている。今回、温熱刺激は唾液腺の幹細胞の増殖を抑制するが、その結果、唾液腺幹細胞から増殖した新生細胞の分化を促進する可能性が考えられた。さらに、ラットの自発運動により唾液腺でAQP1の発現と血管新生が促進され、唾液分泌機能が亢進することが示唆された。社会的な問題となっているヒトの口腔乾燥症に対し、その症状を改善する方法として運動を含む温熱刺激が有用である可能性がある。
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