研究課題
基盤研究(C)
エネルギー過剰摂取など生活習慣に端を発した2型糖尿病の発症に、炎症機転が極めて重要な役割を果たすことが近年報告されている。我々は、プロスタグランジンE2-EP4受容体シグナルの抗炎症性作用に注目し、2型糖尿病モデル動物に対しEP4受容体選択的アゴニストを継続投与したところ、脂肪組織の炎症抑制及び浸潤マクロファージのM2型への極性シフトとともに、耐糖能が有意に改善することを見いだした。本研究を通じ、EP4受容体シグナルが、マクロファージの活性化制御を通じて2型糖尿病発生の病態生理に大きく関与することが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 1件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (9件)
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