研究課題
基盤研究(C)
心筋細胞のm2ムスカリン性アセチルコリン受容体(m2R)を活性化すると、G蛋白質シグナル伝達系を介してカリウムチャネルが活性化される。これは心拍リズム制御の分子機構である。G蛋白質シグナル調節タンパク質4(RGS4)がこの細胞内シグナル伝達系を制御することは知られていた。本研究では、m2Rの部分活性薬の活性制御における役割を調べた。結果として、RGS4はPilocarpineなどm2Rの部分活性化薬の作用にみられる電位依存性などの特性の発現に必須であり、その機構の構造基盤の一端を明らかにした。
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