研究課題/領域番号 |
15K08239
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
岩田 和実 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (60305571)
|
研究分担者 |
松本 みさき 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80533926)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 心線維化 / 活性酸素種 / 心線維芽細胞 / 心筋細胞 / ゲノム編集 / NADPHオキシダーゼ / 遺伝子組換えマウス |
研究成果の概要 |
本研究では、心筋細胞傷害後に誘導される心線維化にNOX1/NADPH oxidaseが関わることを遺伝子欠損マウスおよびゲノム編集により作製した遺伝子欠損細胞を用いて明らかにした。NOX1欠損マウスではドキソルビシンによる心線維化が抑制された。傷害を受けた心筋細胞由来因子が心筋細胞のNOX1遺伝子の発現を上昇させた。心筋細胞のNOX1は心線維芽細胞の増殖作用を有するS100A1の遺伝子発現を調節することを見出した。NOX1が心傷害後の心線維化において新たな治療ターゲットとなる可能性が示された。
|