研究課題
基盤研究(C)
虚血性急性腎障害には性差が存在すること、また本病態に対しては選択的エンドセリン(ET)A受容体拮抗薬が奏功すること、その一方で、雌性ラットの虚血性急性腎障害においては女性ホルモンの有無によって選択的ETA受容体拮抗薬の効果に明らかな差が生じることを認め、本病態の発症とその雌雄差発現にはET-1/ETA受容体システムが密接に関わる可能性が示唆された。さらにETB受容体遺伝子欠損ラットを用いた検討から、虚血性急性腎障害の性差発現にはETB受容体も重要な役割を果たしている可能性が明らかとなった。
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